大田区の粗大ごみ申し込みガイド(2026年1月版)|収集・持ち込み・料金・対象外まとめ

大田区の粗大ごみ申し込みガイド

大田区不用品回収センター大田区不用品回収センター

大田区における粗大ごみの処分手段は、戸別収集(玄関先回収)・京浜島施設への搬入・不用品回収業者への委託の3パターンがあります。

本記事では、大田区における粗大ごみ処分の流れや料金について詳細にお伝えします。対象品目・対象外品目の区別や、区が定めるルールも取り上げていますので、スムーズな粗大ごみ処分のお役に立てれば幸いです。

目次

大田区で定められている粗大ごみの基準

大田区の粗大ごみの基準

最初に大田区における「粗大ごみ」の定義を押さえておきましょう。正確に分類することが、円滑な処分の第一歩となります。

大田区においては、一般家庭から排出されるごみで、最も長い辺が約30cm以上となるタンス・ベッド・電化製品といった大きなものを「粗大ごみ」として取り扱います。

粗大ごみは製品単位で判定されるため、細かく裁断したり解体・破壊しても粗大ごみ扱いのままである点は覚えておきましょう。分解せず、そのままの状態で出すのが基本です。

粗大ごみの具体例
  • 家具(収納棚、ダイニングテーブル、ソファ、ベッドフレームなど)
  • 寝具(敷布団、掛布団、マットレスなど)
  • 家電(クリーナー、サーキュレーター、オーブンレンジなど)
  • 乗り物・運動器具(自転車、ゴルフバッグなど)
  • 敷物(ラグ、カーペットなど)

なお、ガスコンロ・石油ストーブなど収集作業に支障をきたすものは、30cm未満のサイズであっても粗大ごみ扱いです。

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大田区は粗大ごみの資源化に独自の取り組みを行っています。回収した品物の中から小型家電等に含まれる有価金属を抽出・売却し、資源の有効活用を推進。それ以外の粗大ごみは23区共同の破砕処理場で減容化され、可燃物は焼却処分、金属類は回収・売却されています。
注意点

TV・エアコン・洗濯乾燥機・冷蔵冷凍庫の4製品は「家電リサイクル法」対象のため、区による収集・処分は行っていません。PC・ピアノ・バイク・使用済みタイヤなども同様に区では引き取り不可ですので、購入店や専門事業者へご相談ください。

大田区の粗大ごみの出し方

ここからは、大田区で粗大ごみを処分する3つの具体的手段をご紹介します。

行政サービスの活用と民間サービスの利用、それぞれ特徴がありますので、ご自身の状況に適した方法をお選びください。

大田区の粗大ごみの出し方
  • 戸別収集を申し込む
  • 京浜島の受入施設へ搬入する
  • 不用品回収を活用する

戸別収集で処分する

戸別収集は、区の作業員が自宅敷地内まで引き取りに訪れるサービスです。予約制で手数料はかかりますが、ご自身での搬出負担が軽いのが魅力です。

予約から回収完了までの流れは以下のとおりです。

STEP
受付センターへ予約連絡
電話またはWebから収集の予約を入れます。電話窓口は「大田区粗大ごみ受付センター」(☎0570-037-530)、Webサイトは終日受付可能です。ナビダイヤル非対応の回線をご利用の方は03-6631-7050へおかけください。
STEP
処理券を入手する
予約完了後、指示された手数料分の「有料粗大ごみ処理券」を買い求めます。券種はA券(200円券)・B券(300円券)の2タイプで、品目ごとに適切な組み合わせで購入。区内のコンビニ・スーパー・清掃事務所窓口などで取り扱いがあります。
STEP
処理券への記入・貼付
入手した処理券に回収日・氏名(または受付番号)を書き込みます。記入後、品物ごとに作業員から確認しやすい位置へ貼り付けてください。
STEP
回収日当日に排出
回収日の朝8時までに、予約時に取り決めた排出場所(戸建てなら道路沿いの敷地内、集合住宅なら1階の指定箇所など)へ粗大ごみを運び出します。

処理券は区内コンビニやスーパーで手に入ります。セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンなど大手チェーンで広く販売中。必ず大田区が発行した処理券を使用してください。他自治体の券は無効です。

直接持ち込んで処分する

ご自身で粗大ごみを区指定の施設まで搬送する方法です。手数料が戸別収集より低額になる品目が多い反面、搬送用の車と人手の確保が前提となります。まとめて処分したい場合やコスト重視の方に向いています。

大田区では京浜島エリアの施設で受け入れを行っており、電話による事前予約が必須です。

STEP
電話予約を行う
搬入には電話での事前申込が欠かせません。受付センター(☎0570-037-530)へ連絡しましょう。※Webでは搬入予約不可。搬入希望日の3日前・19時が申込期限ですが、枠には限りがあるため余裕をもった手続きが安心です。
STEP
処理券を準備する
搬入時は手数料が免除または割引となるケースが大半です。有料となる品目については、指示された金額相当の処理券をあらかじめ購入し、品物へ貼っておきます。
STEP
指定日時に施設へ搬送
予約した日時にマイカーまたはレンタカー(2t以内)で京浜島の受入施設へ向かいます。詳細な場所は申込時に案内されます。係員の誘導に従い、粗大ごみはご自身で荷下ろししてください。本人確認のため、氏名・住所がわかる証明書(免許証・マイナカードなど)を携帯しておきましょう。

搬入時に気を付けたいポイント

  • 予約は必須:搬入前の電話申込がないと受け付けてもらえません。
  • 利用資格:大田区にお住まいの方限定です(当日、住所確認あり)。
  • 搬入上限1度につき10点まで・同一世帯で年度内4回までという制約があります。
  • 使える車両:自家用車か2t以下のレンタカーに限られます。営業用車両は不可。
  • 受付時間帯:平日および土曜は13〜16時、日曜は午前9〜12時・午後13〜16時。
  • 遅刻厳禁16時までに搬入できないと自動キャンセルになるため、時間にゆとりをもってお越しください。
  • 留意事項:搬入場所周辺では処理券を買えず、現金精算もできません。処理券は必ず事前入手を。

不用品回収業者に依頼して処分する

ひとりで運搬できない大物がある場合や、行政の収集スケジュールを待てない場合は、民間の不用品回収サービスを検討してみてください。料金は高めですが、当日対応可能・自宅内からの持ち出しOKといった柔軟さが強みです。

STEP
業者のリサーチと見積依頼
正規許可を取得した信頼性の高い事業者を探すところからスタート。ネット検索や利用者レビューを参考に複数社をピックアップし、無料査定を依頼しましょう。許可のない業者への依頼は違法となる恐れがあり、不法投棄被害などに遭う危険もあるため注意が必要です。査定時に品目・数量を伝えると概算金額が提示されるので、条件に納得できたら正式依頼へ進みます。
STEP
訪問日時を決める
事業者と日程調整を行います。週末祝日・早朝夜間に対応しているところが多いので、ライフスタイルに合わせてスケジュールを組めます。
STEP
回収当日・精算
約束の日時にスタッフがトラックで来訪。敷地外への搬出だけでなく、部屋の中から運び出す作業も担当してくれるのが一般的です。大きな家具の分解や階段を使った搬出もお任せできます。積み込み完了後、査定額と相違がないか確認したうえで精算します(追加費用の有無は事前確認を)。支払手段は現金のほか、カード決済に応じる業者も。これで処分は完了です。

業者を選ぶ際のチェック項目

  • 許可の有無を確認:一般廃棄物収集運搬業や古物商の認可を受けているか、公式サイト等でチェック。許可番号を明示している業者は信頼度が高いです。
  • 複数社で比較:1社に絞らず数社へ見積依頼すると相場感がつかめます。法外な請求をする業者を回避するうえでも有効な手段です。
  • 料金内訳の把握:基本料金に何が含まれるか確認を。階段作業費・エアコン取外し費などがオプション加算される場合も。「追加請求なし」を明言している業者なら安心感があります。
  • キャンセルポリシー:予約後の取消でキャンセル料が発生するケースがあります。日程変更や取消の条件は契約前に把握しておきましょう。

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不用品回収サービスを活用する際は、上記のポイントを押さえておくと安心です。

大田区の粗大ごみの処分料金

次に、粗大ごみ処分でかかる費用を見ていきましょう。戸別収集と搬入とでは料金設定が異なり、搬入の方がお得になるケースがほとんどです。

【戸別収集の手数料(代表例)】

  • 布団300円
  • 椅子(回転式を除く)400円
  • 自転車(16インチ超)900円
  • ソファー(1人掛け)900円
  • タンス(高さ+幅180cm未満)400円
  • タンス(高さ+幅270cm以上)2,800円
  • マットレス(スプリング内蔵)シングル1,200円

戸別収集では品目やサイズに応じ手数料が細分化されています。詳しい金額は申込時に確認するか、区ホームページ掲載の品目別手数料表をご覧ください。

【搬入時の手数料】

  • 搬入の場合、手数料ゼロまたは減額適用が中心です
  • 一部品目では200円か300円の費用がかかります
  • 一例:布団(収集300円→搬入0円)、自転車(収集900円→搬入500円)

自ら持ち込む場合、大部分の品目で収集依頼よりも大幅に安い設定になっています。複数品目をまとめて搬入すれば大きなコストカットが見込めます。ただし搬送の手間があるため、節約効果と労力を比較検討してください。

処理券について

処理券は200円券(A券)と300円券(B券)の2種類です。受付時に案内された金額分を上手に組み合わせて購入しましょう。

  1. A券(200円)…緑色シール
  2. B券(300円)…オレンジ色シール

たとえば400円の品目には、A券を2枚(200円×2)使用するなど、合計額が合うよう組み合わせます。

MEMO

戸別収集か搬入か迷ったら、コストと手間を天秤にかけて判断しましょう。一人暮らしで搬出が困難・スケジュールに余裕がない方は収集依頼出費を抑えたい・車でまとめて運べる方は搬入が適しています。なお、冷蔵庫・TVなどリサイクル家電やピアノ・PCなど区で処理不可の品目は、専門ルートでの処分となり料金体系が別になりますのでご注意ください。

大田区の粗大ごみ処分に関する支援制度

大田区では、特定の条件に当てはまる方へ手数料の減免や運び出し補助を提供しています。

【手数料免除の対象となる方】

  • 生活保護の受給者
  • 中国残留邦人等への支援給付を受けている方
  • 児童扶養手当・特別児童扶養手当の受給者
  • 老齢福祉年金を受け取っている方

該当する方は、受付センターへの申込時に受給状況を伝えてください。後日届く「手数料減免申請書」に証書コピー等を添え、回収日の3日前までに管轄の清掃事務所へ提出すれば手続き完了です。

【運び出し収集の支援】

屋内からの搬出が難しい方向けに「運び出し収集」サービスがあります。

  • 65歳以上の方のみ、または障害をお持ちの方のみで構成された世帯
  • 周囲に手を借りられる人がいない状況の方
  • 自力での屋外搬出が困難な方

上記3条件すべてを満たす方が対象。管轄清掃事務所へ電話相談すると、区職員が訪問調査のうえ対応可否を判断します。

まとめ:大田区の粗大ごみの処分方法

大田区での粗大ごみ処分は事前予約制のため、計画的な段取りが欠かせません。戸別収集では申込から回収まで2週間以上先になることも珍しくありません。とくに3〜4月の引越しシーズンは混み合うため、早めの手続きをおすすめします。

あわせて、処理券の購入や搬出要員の確保といった準備もお忘れなく。処理券はコンビニ等ですぐ買えますが、未購入だと回収不可となります。回収日までに必要枚数を揃え、所定事項を記入のうえ品物に貼り付けておくことが重要です。

処理券が貼られていない品物、事前申込のない品物は引き取り対象外となりますのでご留意ください。

この記事を書いた人

大田区を中心に、地域密着型の不用品回収サービスを運営しております。年間50件以上の現場実績で培った経験と知識をもとに、毎日の片付けを簡単にするためのノウハウを発信中です。

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